いつも一緒に考え 活動している「福津市の研修職員」さんが、郷づくり活動をもっと知っていただこうと 上西郷郷づくり推進協議会の事業部門の一つである「環境景観部会」について髙木会長と畑副会長にインタビューをしましたので、ご紹介いたします。
取材した方 髙木 文明さん(会長)、畑 清喜さん(副会長)
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上西郷郷づくり環境景観部会の活動を中心に、髙木会長と畑副会長にお話を伺いました。
- 環境景観部会では、どんな活動をなさっていますか。
年2回の西郷川河畔の草刈り、定期的な花壇の花植えと水かけ、上西郷小学校の花壇の手入れといった活動をしています。
環境景観部会は、各区から2人ずつ部会員になっています。西郷川の草刈りには、環境景観部会員の他、各区からの参加もあるので、60人から70人ほどが参加しています。小学校の花壇の手入れは、部会員の他、児童や先生も参加します。
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- 環境景観部会の活動は、地域の人にとって、どんな存在となっていますか。活動の課題等は、ありますか。
環境景観部会の活動を含め、郷づくりの活動自体が浸透していないかもしれませんが、草刈りは、1年も放置すれば西郷川河畔の斜面も大変な状態になります。花壇の水かけは、夏場は2日に1回はする必要があります。手のかからない美しい品種を選ぶなど工夫していますが、維持管理の手間も課題になっています。しかし、大変だと言いつつ、皆さんかなりよく協力してくれています。
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- 今後、こんな活動をしたい、こんな人に参加してもらいたいという希望や展望をお聞かせください。
自治会へ加入しない人も増え、役員等の高齢化や担い手不足も課題になっています。地域住民で郷づくりの活動がピンとこない人も多いのではないかと感じています。
今後、郷づくりの活動をもっと知ってもらいたい、活動への参加者の年齢を若くしていきたい、明るい地域にしたいという思いがあります。
上西郷郷づくり交流センターでのイベント開催はコロナの影響で難しいところですが、選挙会場になりました。郷づくり交流センターに足を運んでもらうことからも、郷づくりの存在や活動を認識してもらい、地域に浸透させていきたいです。運動会のような、子どもから大人までみんなでするイベントなどもできたらいいかもしれません。
取材や活動に参加した市職員の感想
- 取材や活動を通して、郷づくりの重要さがよくわかりましたが、地域住民にまだ根付いてないこと等の課題もわかりました。今後の地域活性化のためにも多くの人々に郷づくりの活動に参加して欲しいと考えています。
- 取材を通じて、郷づくりの皆さんが日頃どれだけ地域活動にご尽力していただいているのかや、現状の課題等を知ることができ大変勉強になりました。
- 郷づくりの活動が認知されにくい中、活動の意義や魅力の周知手段を検討し、地域活性化に取り組まれていることや現在の問題点を改めて認識することができた。
- お話を通じて、郷づくりの具体的な活動や郷づくり活動への思いを知ることができました。役員の高齢化といった課題を解決していくためにも、郷づくり活動を周知し、住民にとって親しみあるものにしていく事が必要だと感じました。