研修職員の郷づくり取材レポートVol.4

福間郷づくりを担当する若手研修職員さんが、地域で活躍する「福間の人・もの・こと」を紹介してくれました。

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テーマ:暮らしがもっと楽しく、便利になる「スマホさろん」

取材先:ふくま郷づくりの会 安全安心部会

「暮らしがもっと楽しく、便利になる」をテーマに掲げ、スマートフォンに馴染みがない人を対象に開催されている福間郷づくりの「スマホさろん」。講師から一方的に教えられるだけの講座と異なり、参加者同士で教え合うなど、能動的・積極的にスマホの使い方を学べるように考えられています。

令和6年12月20日                                                    西福間2丁目の「ふくまりん」を訪れると、午前10時の「スマホさろん」開始前にも関わらず、既に講師は参加者からの質問攻めに合っていました。開始時間になると、まずは講師が事前に説明したLINEの練習。自分が好きだったラジオやテレビ番組名をメッセージで送信していました。                                                          次は、スマートフォンで最も使用する機能の一つ「検索」の練習。始めに動画を見ながらネット検索の方法を学び、講師から「宮地嶽神社のことについて調べましょう」とお題が出されると検索スタート。しかし、参加者は、スマートフォンの操作自体に不慣れな人も多く、短い番組名ならともかく検索キーワードとなると漢字の変換や文字を入力するだけでも一苦労です。 

悪戦苦闘しているうちに                                          予定していた時間が過ぎて、この日のスマホさろんは終了しました。正直、参加者が、LINEや検索機能を使いこなせるようになったのかと聞かれると肯定的な返事は難しいです。けれども、参加者は「せっかくスマートフォンを持っているなら、電話などの基本的なことだけでなく、アプリなども使えるようになりたい」と意欲にあふれて参加しているのは間違いありません。開始時間前から質問攻めはその証拠の一つでしょう。そして、福間郷づくりがそのような機会を提供し、地域の皆さんが「活力・意欲」を活かせる場所があることが福間郷づくり地域全体のさらなる活性化につながるのだろうと感じました。

この福間郷づくり地域から                                                 「スマホさろん」のような取り組みが福津市全体に広がることで、市全体がますます元気になるのではと期待せずにはいられません。そんな「ふくまの元気」を垣間見れた一日になりました。

参加者同士で分からないことを積極的に教え合っていました

LINEの使い方を習得し、メッセージのやり取りをする参加者

案内のデザインも気軽に参加しやすいように工夫されています

◆研修職員の感想(全員にひと言ずついただきました)

 今年度も福間郷づくりクリーン大作戦などに参加し、いろいろな世代の方と交流することができました。研修職員は今年度で終わりますが、今後も積極的に郷づくりに携わっていきたいです。

今年度は多くの研修参加が叶いませんでした。今後は、ふくま郷づくりの地域活動やそれに関連する事柄に触れる機会を持ち、見識を深めてまいりたいと思います。

研修職員として初めて参加させていただきました。「スマホさろん」をはじめ、様々な活動を地域の皆さんで積極的にされており、より一層地域の繋がりを感じることができました。今後もさらに地元地域へ携わっていきたいです。

さまざまなイベント参加を通して、事務局員の方々をはじめ、地域の方とお話しする機会をいただけたことに感謝いたします。来年度もよろしくお願いいたします。