郷づくり地域名   神興郷づくり   

取材した市民の氏名(又は催しの名前)   第16回神興竹灯まつり     取材日   令和6年10月13日   

【竹灯まつりとは】

 神興郷づくりの一番大きなイベントとして、「竹灯まつり」があります。竹灯とは、竹にドリルで穴をあけて模様をつけ、竹の中に灯りを燈したものです。神興小学校の子どもたちや、地域の方々が様々な模様の作品を作り、それを竹灯まつりの際に、きれいに並べ、灯りを燈します。大きさの異なる竹灯やペットボトル灯、紙袋灯、スタードームなど約400個の明かりが織りなす光と影の光景は、心が洗われるような幻想的な空間となります。この竹灯まつりを支えているのが、神興郷づくりの方々や中学生ボランティアの方々です。神興郷づくりの方々は、イベント当日に向けて、竹灯作り体験会や講習会を開いたり、竹灯まつりに来てくれる方が楽しんでもらえるように企画を考えてくださったり、中学生ボランティアは、竹灯の良さを感じてもらえるように明かりの配置を試行錯誤しながら準備しています。準備・運営に携わる方々の「竹灯の良さを広めたい」、「神興地域を活気づけたい」という思いが込められたとてもすてきなイベントとなっています。

 今年度は10月13日(日)に神興小学校のグラウンドと体育館にて盛大に開催され、今年で16回目となりました。ここ数年、コロナ禍の影響で開催が中止・縮小されており、昨年度はあいにくの雨により体育館のみでの開催となっていましたので、今年度は数年ぶりの大規模での開催となりました。天候にも恵まれ、多くの方にご来場いただきました。竹灯以外にも、からあげなどの地域の有志による飲食の出店もあります。年齢問わず楽しめ、感動するイベントとなっており、神興に住んでいる方も、住んでない方も、どなたでも参加できますので、ぜひ一度足を運んでみてください。

【郷づくりの方々の想い】

 竹灯まつりで使っている竹灯は、ほとんどのものがその年に新しく作られた作品です。前年に展示したもので使えるものは再展示もしていますが、ほとんどが乾燥して竹が割れてしまい、使えなくなってしまうそうです。新しい竹灯を作るために放置竹林から竹をとる、その作業がとても大変とのことですが、この活動が、森林の保全活動にもなっているため、今後も続けていきたいと郷づくりの方々は言います。竹灯まつりの綺麗さの裏側には、こういった郷づくりの方々の影の努力があります。もし、竹灯に興味をもっている方がいれば、竹灯づくりはもちろん、その前の竹をとる作業から参加して神興郷づくりを支えてみませんか?

【中学生ボランティアの想い】

 今回、6名の中学生ボランティアが竹灯まつりの準備に関わってくれました。参加を決めた動機は各々異なり、ある学生は「自宅から近いから」、ある学生は「単位の関係で」、またある学生は「幼いころに見に来たことがある」など様々ではありましたが、皆で気持ちを一つにし、いかに灯りを綺麗に見せることができるかを常に考え、まつり当日も率先して活動していました。

【研修職員の感想】

  • 竹灯まつりは、地域の交流や活性化だけでなく森林保全活動にもなっているということがわかり、今後も続けていかなければいけないイベントだと感じました。まずは、多くの方に竹灯まつりについて知ってもらえるよう、周知していかなければいけないと思いました。

 

  • 竹灯まつりそのものは地域活性、地元愛促進にもつながる大変良い取り組みです。しかしながら開催するには多くの方の協力が必要と感じました。多くの方の協力を維持していくためにも、少しでも収益性を持たせ、協力者に対しメリットを感じてもらえたら、継続の方向性にも選択肢が生まれるように感じました。

 

  • 今回の活動を通して、初めて竹灯まつりについて知りました。とても素敵な空間が広がっており、地元の人だけが楽しむには勿体ないと感じました。このイベントについて、多くの人に周知することは、放置竹林問題についても知ってもらう良い機会だと思います。また、開催に際し、多くのボランティアの協力が必要であることも知ってほしいと思います。